小児の頭痛<病気>

木曜日, 6 月 3rd, 2010

小児の頭痛;食物アレルギー

頭痛の種類が様々にあれば、その原因も実に多くのものがあります。
頭痛の原因として考えられるもののひとつに、食物アレルギーというものがあります。
食物アレルギーといえば、小麦や卵やそばを始めとした特定の食品を摂取することによって、体がその成分を受け付けられないためにじんましん等のアレルギー反応を起こす病気として知られていますね。
食品に限らず、肌に塗る化粧品などの成分によって起こる可能性もありますし、紫外線か花粉によるものもあります。
症状はじんましんに限らず、人によっては目のかゆみや下痢を引き起こすこともありますが、こういった何らかの症状が起こるため、数ある体質の中でもアレルギーは比較的発覚しやすい体質だと言われています。
しかし、アレルギーの症状のひとつとして頭痛を起こした場合、前述したように頭痛の原因には様々ありますので、頭痛の原因がアレルギーなのかその他のことなのか少しわかりづらいですね。
頭痛以外の症状も伴っていれば、もしかしたら・・・と考えることもできるのですが。
食物アレルギーには呼吸困難といった危険な症状もあります。
なるべくなら小児のお子さんのアレルギーは早期に発見しておきたいものです。
食物アレルギーの検査は、症状を起こす原因と考えられる食物を実際に食べることで反応を調べ、原因物質を見つけ出します。
しかし、軽度のアレルギー反応ならそれでも良いのですが、重度の場合には皮膚検査や血液検査を行う場合もあります。
食物アレルギーの予防は、言うに違わず原因となる食物を摂取しないこと。
ただ、小児が特定の食物を食べないでいると成長に影響を及ぼす可能性があるので、ただ避ければ良いというものではありません。
まずは、医師の指示を仰いで、それに沿った食生活を心掛けてください。
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木曜日, 11 月 26th, 2009

小児の頭痛;中耳炎

小児が頭痛を訴える場合、小児が良くかかる病気、例えば蓄膿症や中耳炎などが原因になっている場合があるので注意が必要です。こういった病気は放置すると慢性化してしまうケースもありますから、少し様子が変だなと気づいたらすぐに医師に見せてくださいね。
今回はそういった小児の頭痛の原因となる病気の中から、「中耳炎」についてご紹介しましょう。中耳炎は小児がよくかかる耳の病気で、急性中耳炎と滲出性中耳炎の2種類があり、このうち生後半年~5才くらいまでの小児は急性中耳炎にかかりやすいようです。
中耳炎は鼻や喉についた細菌が、耳管(耳と喉の境につながっている管)を通って中耳腔に入り込み、細菌が増殖して膿などがたまる病気のことを言います。小児に中耳炎が多いのは、小児の耳の構造が関係しています。小児の耳管は、大人と違って開きやすく細菌が進入しやすくなっているのです。
また、小児は鼻が上手にかめずに細菌が残ってしまうことも理由のひとつです。小児の中耳炎の原因の多くが風邪によるものです。小児は体温調整がうまくできず、免疫も弱いため風邪をひきやすくなっています。風邪をひくことで鼻や喉に簡単に細菌が入り、その細菌が中耳腔にまで達して増殖、中耳炎を引き起こしてしまいます。
中耳炎は高熱をともなうケースがあります。小児が風邪をひいた後、しばらくすると高熱が出て耳が痛くなり、中耳炎に気づくケースがほとんどです。小児は風邪をひいて鼻水が出た直後に中耳炎を起こすことが多いので風邪の症状がみられたら、小児科だけでなく耳鼻科でも診てもらった方がいいかもしれませんね。

木曜日, 10 月 22nd, 2009

小児脳腫瘍

日本国内における脳腫瘍の発生頻度は、人口10万人に対し12人程度とされ、欧米とほぼ同じであるといわれています。脳腫瘍の中でも、「神経膠腫(グリオーマ)」は脳に発生する悪性腫瘍で、原発性脳腫瘍の約3割を占める最も多い腫瘍です。
その神経膠腫の中で最も多いのは星細胞腫で、その悪性度によって大きく4段階に分けられます。一般に、この腫瘍は周囲の脳にしみ込むように拡がっていくので、正常脳との境界が不鮮明となってしまうため手術で全部摘出することは困難です。通常は再発を予防する目的で手術後の放射線療法や化学療法などが必要となります。しかし、最も悪性度の低いグレード1は、小児の小脳に発生する星細胞腫で、この腫瘍だけはあまり周囲の脳に浸潤しないので手術のみで治癒することが期待できます。
グレード2以上は手術だけでは再発の可能性が高く、手術後に放射線療法や抗がん剤による化学療法が行われるのが一般的です。特にグレード4は「膠芽腫(こうがしゅ)」と呼ばれています。膠芽腫は治療が困難な疾患であり、手術だけでは大半が数ヶ月以内に再発するため、術後の放射線療法や化学療法が必須だと言われています。
脳腫瘍の症状として、頭痛・吐き気・嘔吐がよくあげられますが、これは頭蓋骨の内部の圧が高くなることによっておこる症状です。脳は頭蓋骨という硬い入れ物に囲まれているため、脳腫瘍によってこの入れ物の中の容積が増え、内圧が上昇した結果、頭痛・吐き気・嘔吐の症状がおこります。

月曜日, 8 月 24th, 2009

小児の頭痛についてのまとめ

小児が頭痛を訴える症状で一番多い原因は、「風邪」によるものですが、親が小児の頭痛を心配して小児科を受診するのは、風邪による頭痛ではなく、慢性的に頭痛を訴えるケースです。
小児が頭痛を訴えてきて、最も心配されるのは、「脳腫瘍」などの重い病気です。脳腫瘍の場合、症状は頭痛以外にも吐き気や神経症状が出てきて、これらがだんだん強くなるなど、進行していく特徴があります。こうしたことから頭痛の原因を推測し、必要に応じた検査をしていくのが一般的です。
検査としては血圧測定、血液検査、起立試験、頭部 MRI(あるいはCT)、脳波検査、眼科耳鼻科の疾患のチェックなど。
このような検査で、異常が発見されて判明する原因のなかで最も多いのは「炎症性疾患」、次に多いのが「起立性調節障害」、比較的少ないものには「てんかん発作を伴う頭痛と眼科的疾患」、特に稀なものとして高血圧を伴う疾患や脳腫瘍などの脳神経外科的疾患などが挙げられます。
次に検査をしてもまったく異常がないにも関わらず慢性的に頭痛を訴えるもので、とても多いものは緊張型頭痛、少ないものでは心理的要因関与の頭痛が挙げられます。
小児科の日常診療で風邪以外の頭痛は、起立性調節障害、片頭痛が比較的多いようです。これらは問診である程度予測がつくのですが、起立性調節障害は小学校高学年生から中学生に見られ、車酔い、腹痛、朝起きられないなどの訴えがあり、診断は比較的容易です。
一方、片頭痛は家族に片頭痛持ちがいるケースが多く、頭痛も月に数回程度で毎日ではないことが多いです。このように頭痛の症状や年齢で、かなりの原因が予測されるのです。

火曜日, 2 月 24th, 2009

小児の頭痛;髄膜炎

小児の頭痛の原因となる病気に「髄膜炎(ずいまくえん)」があります。この髄膜炎とは新生児や乳児などの小児に多くみられますが、成人でも起こります。脳や脊髄の表面をおおっている髄膜(ずいまく)にウイルス、細菌、真菌等が感染し、急性炎症が起こります。また髄膜炎は無菌性髄膜炎と細菌性髄膜炎に分けることができます。
細菌性髄膜炎は乳児に多くみられ、症状は発熱だけで他の症状はないとか、熱はないが非常に機嫌が悪いという症状もあります。無菌性髄膜炎は比較的年長の小児に多くみられ、頭痛、嘔吐が主な症状です。生後1~2ヵ月頃までの乳児の細菌性髄膜炎は予後が悪いケースが多いの特に注意が必要です。
また化膿性髄膜炎は無菌性髄膜炎よりも重篤で、最初は風邪の様な軽い症状から始まり、全身状態が急速に悪化、けいれん、意識障害、項部硬直、高熱、嘔吐、頭痛などの症状がみられます。
非常に残念なことなのですが、迅速かつ適切な治療が施されても細菌性髄膜炎を起こした新生児においては約3割は死亡しています。月齢の高い乳児・小児であっても高い割合で死亡するとても恐い病気なのです。
加えて生存した小児の1~2割に脳と神経に重大な損傷が生じ、脳室の拡大(水頭症)、難聴、脳性麻痺、精神遅滞等を引き起こし、非常に多くの小児達に学習障害、軽度の難聴、けいれんなどの後遺症が残ります。こうした髄膜炎に対して有効と考えられているワクチンも世界にはあるようなのですが、日本の厚労省の認可が下りておらず利用できないという状態が続いているのが現状です。

火曜日, 1 月 27th, 2009

頭痛につながる子供の病気;自家中毒

子供の病気で、吐き気や嘔吐ばかりで頭が痛くならなくても、頭痛だと考えられる病気があります。
それは「自家中毒」で、実は偏頭痛の一種です。
子供の偏頭痛の場合は、発作時間が短く、吐き気や嘔吐だけで頭痛が起こらないことがしばしばあり、吐き気や嘔吐だけしか起らなくても原因は偏頭痛ですから、偏頭痛の治療をしないと良くはなりません。また、自家中毒はそのなかでも特別な偏頭痛ですので、きちんと対応していかなくてはいけません。
このことを踏まえて、吐き気や嘔吐の症状を訴えても消化器系の病気だと簡単に判断せず、偏頭痛も疑ってみて下さい。
自家中毒は、周期性嘔吐症あるいはアセトン血性嘔吐症ともいわれます。2~10歳くらいまでの子供に多く、今まで元気に遊んでいた子供が急におとなしくなったり、顔面蒼白となって何度も吐きます。血液中や尿中のアセトン体(ケトン体)という物質が増えすぎて起こる中毒症状です。
<症状>
(1)これといった原因もなく 元気がなくなる。
(2)吐き気や嘔吐がある。
(3)顔面蒼白・全身倦怠感。
(4)尿の中のケトン体が激増している。
(5)呼気のアセトン臭。
(6)重症になるとコーヒー色の血液を吐く。
(7)脱水症となる。
(8)脱水が進むとけいれん、脈拍微弱、血圧低下。
<原因>
感染、過労、ストレスが原因となって、嘔吐を繰り返します。体質的に血液中のアセトン体(ケトン体)が増えやすいのではないかと思われます。
<治療>
軽い症状の場合は、脱水症状を起こさぬよう、スポーツドリンクなどを、何回かに分けて少しずつ飲ませて水分補給します。
飲ませてもすぐに吐く場合は、病院で点滴。安静にしてストレスを和らげます。感染症が起こっている場合はその治療をし、鎮吐剤や鎮静剤を投与。脱水症状が軽い場合は、20%ブドウ糖など糖分が多いものを。脱水症状が重い場合は、補正のためにカリウムを含まないものを点滴します。

火曜日, 11 月 11th, 2008

小児の頭痛<モヤモヤ病>

小児の頭痛について調べています。
今回も小児の頭痛と病気の関係について調べていきたいと思います。
小児の頭痛とモヤモヤ病について・・・
モヤモヤ病とは脳が栄養としている血管の根元に近い太い部分がだんだんと細くなっていき、脳に血液の供給が不足して神経症状が出る原因不明の疾患です。
小児では5~6歳に多くみられる疾患で、一過性脳虚血発作といい一時的に手や足の麻痺が出現し、数分以内に回復するというような発作を繰り返す事がこの病気の症状です。
激しく泣いたり、大声を出したり、熱い食べ物を食べるときのフーフーとさますような行為もこの症状を誘発する原因とされています。
小児では特に一過性に症状が回復するため「てんかん発作」や「心因性の病気」などと間違われることがあります。
そのため、モヤモヤ病と診断されるまでには長期間の日数がかかります。
この症状と共に脳梗が起きてしまうと、神経障害が起こり回復の見込みはありません。
この神経障害が広い範囲に及んでしまうと重症の後遺症が残ってしまう場合があります。しまうと神経障害が固定して回復しなくなり、広い範囲に及べば、重症の後遺症を残すことがあります。
残念なことに、モヤモヤ病の原因は現在の医学では不明であり、脳梗塞や脳内出血に予防効果がある特効薬は現在のところ開発されていません。

土曜日, 11 月 1st, 2008

小児の頭痛<水頭症>

小児の頭痛について調べています。
大人の頭痛は肩こりや首のこりからくる緊張型や偏頭痛が多く知られています。
小児頭痛でも同じように緊張型や偏頭痛は知られているのですが、今回はそのような頭痛ではなく小児頭痛と病気の関係について調べています。
今回は小児と水頭症について・・・
水頭症の原因は先天性と後天性にわける事が出来ます。
原因は出生前にあり、髄液の通り道である中脳水道の流れが流れにくい場合など脳の奇形や脊髄髄膜瘤などが先天性のものとされています。
髄膜炎や脳炎、脳腫瘍や水頭症などの症状は後天性に含まれ、どちらも脳室といったず胃液が作られる場所に髄液が溜まり脳室が拡大することによって脳半球や脳幹を圧迫してしまいます。
小児(乳時期)には脳室が拡大すると頭部も共に増大するといった特徴があり、頭の大泉門が固く盛り上がったり眼球が下を向いてしまうなどの症状が現れた場合は水頭症の症状です。
この病気を治療しないでいると、巨大な頭になったり、神経や運動の発達が遅れ頭痛やおう吐視覚障害、神経麻痺、意識障害、呼吸停止などといったことが起こることになります。
これらを未然に防ぐ対策としては健康診断の際に頭部を測定し、水頭症ではないか調べるということが行われています。
この病気の治療としては皮下にシリコン製のチューブを埋め込み、脳室から余分な髄液を腹腔に流すというシャント術が行われます。
このシャントは一生入れておかなくてはいけないことになるうえに、予測のつかない出来事が起こる場合もあります。
このような場合はその病気の原因yは年齢によって病院側と相談しなければいけません。
水頭症の治療を生後間もなく行えば、知能に関して良い効果があり、他の生徒となんら変わりはないように学習することができます。

木曜日, 10 月 30th, 2008

小児の頭痛<脳腫瘍>

今まで小児頭痛といえば偏頭痛や緊張型を取り上げてきましたが、今回からは小児の頭痛と病気の関係について・・・。
小児頭痛の中でも脳内出血,モヤモヤ病,高血圧,脳腫瘍,水頭症といったような病気と密接に関係している頭痛があるだけに、どんな頭痛なのかを調べます。
今回は小児頭痛と脳腫瘍について・・・
まず脳腫瘍を簡単に説明すると、脳に腫瘍ができる事なのですが、はじめのころは症状がなく腫瘍が大きくなり硬膜や血管を圧迫するほどの大きさになってくるにつれて頭痛が起こります。
小さい腫瘍であっても水頭症を合併してしまうと、頭痛や嘔吐といった症状が起こります。
小児が頭痛を訴える時は、ぞの頭痛の起こり方などによってある程度はどんな状態なのか区別することはできます。
しかし、小児が頭痛を訴えるときはそれなりの理由があるため、どんな頭痛なのか起こり方などをよく聞き心配な頭痛なのかどうか参考にすることが大切です。
小児に頭痛の起こり方などを聞く際の注意点としては、いつから始まったかはっきりと時間が言えるような場合で、数分間の間に激しい頭痛やおう吐が起こるような場合は注意が必要です。
このような小児の頭痛で発症する病気としてかんがえられるのが、脳動静脈奇形、脳血管腫といった頭蓋骨のなかで出血をしているような場合です。
大人の場合は脳動脈瘤が破裂することによってクモ膜下出血が起こる事がよく知られていますが、小児の場合はごくまれではありますが、脳動脈瘤の破裂が起こることがあります。
自分で勝手に判断するのではなく、小児の頭痛の場合はちゃんと病院で診察してもらうことが大切です。

木曜日, 10 月 2nd, 2008

小児頭痛と病気

小児頭痛について調べています。
仕事がら小児の頭痛の訴えは毎日のように聞いています。
嘘を言っている子はすぐにわかるのですが、みんながみんな嘘をついているわけではないため、一人一人の言葉にちゃんと耳を傾けています。
また、仕事だからというわけではありませんが、たかが頭痛と思ってしまい小児の訴えを聞き流してしまうと、精神的ストレスとなり不登校になるケースも少ない訳ではないので、やはり保健師たるもの小児の頭痛には敏感です。
たいていの家庭では、小児が頭痛を訴えたとしても特に異常が見られない場合は「気のせい」「考えすぎ」などとして、ちゃんと小児の頭痛と向き合おうとはしません。
まぁ私も子供がいるので、保護者の方の気持ちが分からないわけではないのですが・・・
朝の忙しい時に、子供が頭痛を訴えたらまず疑ってかかってしまいますよね?!
すぐに小児科へ行こうなんて思わないと思います。
しかし、これらのことが積み重なりストレスとなることで、小児の頭痛をさらに悪化させ長期化することになり、それによって不登校になる生徒もいます。
これら小児の不登校に関係する頭痛はやはり偏頭痛だと思われます。
頭痛を誘発する原因としては、起立性調節障害や生理前の不快などが代表的な例としてあげられます。
また、一言で小児の偏頭痛として片付けるのではなく、他の病気との関連も見ていく必要があります。
・視力低下による眼精疲労
・耳鼻科の疾患
・起立性低血圧症
上記の疾患と小児の頭痛も深く関係があり、不登校とも関係があるといわれています。